塔(1)法隆寺
7世紀に聖徳太子が建立したと言われる法隆寺。国宝の五重塔は世界最古の木造建築として知られています。五重塔の1階部分には入ることができ、釈迦に関する4つの場面が塑像で表わされています。塑像の表情が豊かで人形劇のようです。さらに敷地の東側に歩いて行くと聖徳太子の斑鳩の宮の跡だった場所に建てられた聖徳太子信仰の聖地である夢殿があります。この他、法隆寺に隣接する尼寺の中宮寺も訪れました。中宮寺は飛鳥時代の国宝の半跏思惟像と聖徳太子の妃である橘大郎女が作ったとされる天寿国曼荼羅繍帳が見所です。半跏思惟像は体が細く端正な顔立ちをして女性のようです。曼荼羅は損傷が激しくかろうじて人などが描かれているかが分かるくらいです。ただ、中宮寺にあるのはレプリカで本物は奈良国立博物館にあるそうです。
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